協力隊までの経緯(後編)

進路とか

協力隊までの経緯(前編)に引き続き、後編です。

社会人2年4カ月

大学卒業後、証券会社勤務として、富山にて個人・中小企業への有価証券の販売、資産運用相談等していました。証券会社で感じた主なポイントは


1)一人一人の業務の明確化、細分化が半端ない。あと、数字へのこだわりも半端ない。


2)お金持ちにたくさん会う。もう増やしたくない、意義のある使い切りをしたいというニーズを知る。


3)資本主義の暴走的なところ、末端ではあるがなんとなく感じました。同時に資本主義・金融の面白みを実感。


業務や個人的な勉強より、「お金を使い切りたい富裕層のニーズ」と「国内NPOや途上国の資金難」を感じ、前述の解消のためにも、将来的に寄付・社会的投資の促進をライフワークにすることはいいなと改めて感じます。


同時に、国内のNPOや途上国のことをもっとちゃんと知りたいという思いが強くなり、青年海外協力隊を具体的に進路として考え出しまた。


協力隊の応募に関しては、勤めている間に受けて、合格したら退職したり、休職届を出す方が多いと思います。


ただ、私は「国内のNPOの状況も知りたい」思いと、「証券会社までの経験だけでは協力隊に受からないかも・・」と感じ、最悪1、2回落ちることも想定したうえで、協力隊参加が決まる前に、NPOでの経験を求め、証券会社を退職しました。

退職後の8カ月

協力隊の参加までにNPOで経験を積むといっても、即戦力が求められる業界。かつ1年も在籍できない可能性を考え、それならインターンとして、できるだけ好きなところで経験を積みたいと思い、感銘受けたファンドレイジング・日本を主催している、日本ファンドレイジング協会でインターンをさせてもらうことになりました。


ただ、NPOのインターンは無給のところが多く、私の場合もそうでした。もともと想定していたものの、今後応募に落ちたりして1年以上無収入になることは避けたい状況でした。


そんななか、収入源を探していると、自分の中で奇跡の巡りあわせとなっている、株式会社ガイアックスというITベンチャーにおいて、TABICAという新規事業のアルバイトをさせてもらうことになりました。


月に「インターン12-13日」「アルバイト14日」「休み4日」の証券会社よりも濃い生活でしたが、どちらの組織もとても面白い・かつ学ぶことが多く、苦に感じることはほとんどありませんでした。


また、青年海外協力隊・2016年秋募集に応募し、幸いなことに合格しました!!!

2017年4月~6月

証券会社、NPO、ベンチャーでの勤務を経て、一度落ち着いていろいろ勉強したい気持ちもあり、4-6月は実家に転がり込み、「プログラミング」「英語」「読書」を中心に勉強していました。

青年海外協力隊

2017年7月~9月 派遣前訓練 → 2017年秋~2019年秋 マラウイに派遣といった流れです。


振り返ると、自分なりに必要な取り組みはしている自負もありますが、環境に恵まれ、本当に感謝しています。


私も様々な本やブログを見て、進路の参考にさせてもらいました。まだ何かを成し遂げたわけではありませんが、こういった選択肢もあるのだと等、何か気づきになれば幸いです。


社会人になってからのリアルな懐事情」、「今後の予定」等も改めて投稿していく予定です。


今後ともよろしくお願いします!

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