クラウドファンディングで20回目の寄付

派遣中

をしました。正確に述べれば、Readyforでの寄付が20回目。他のサイトとかでもちょこちょこしています。今、青年海外協力隊(JOCV : Japan Overseas Cooperation Volunteers)として、文字通りボランティアしているわけですが、「ボランティア」と「寄付」は社会貢献の両輪と言われています。「清貧」だとか「陰徳の美」とかいう言葉が嫌い、また、「社会貢献は心が清らかな人がすることで、自分にはとても・・」的な意見をたまに聞くといったこともありで、寄付に関して思うところつらつら書いておきます。

 

<寄付の良いところ>

1,自己肯定感が増す

2,自分の価値観と向き合える

3,新しい可能性に出会う

 

※もちろん、そのお金によって支援先や社会とってプラスになる点もあります。

 

1,自己肯定感が増す

 

いいことした感!どこぞの実験で、10ドルあげるから「自分のために好きに使っていいよ」or「誰かのために好きに使っていいよ」だと、後者の方が幸福度がより高く、持続するなんて結果が出たなんてことも。経験的にも納得。

 

2,自分の価値観と向き合える

 

最近よく思うこととして、自分は援助等を必要としている人を助けたいというより、助けようとしている人々を応援したい気持ちで寄付している、ということ。こんな感じで、正解がないことだからこそ、気づけることがたくさんあるのかなと。

 

3,新しい可能性に出会う

 

個人的にはこの感覚がすごく好きです!以前にも何度か書いた気もしますが、「貯蓄」「消費」ってベクトルが内に向いているけど、「(本来的な)投資」「寄付」ってベクトルが外に向いている。「外」に働きかけるってエネルギーがいることであり、そういった人を見たり、応援したり、一緒に何かするとワクワクする。

 

ちなみに20回目の応援先はこちらでした!→宇宙への感動体験をつくる次世代天体望遠鏡を子ども達に届けたい

 

また、ちょっと抽象的な話になりますが、「遺伝子」「個体(人)」「人類」「生物」「無機的な立場」とかで色々考える時、あまりにも「個体」を人は意識しすぎていることが、制約になっているんじゃないかと考えたり。外に働きかける力は「私」や「私たち」という概念を広げてくれる気もしています。

 

「サピエンス全史」の「貨幣は人類の寛容性の極み」という言葉がすごく好きで、日本だといまだに「お金ってなんか汚い」みたいなイメージがあるかもですが、これからも「お金、価値、信用」ってなんだろうかと考えていきたいです。

 

参考

1)自身がインターンでお世話になった&寄付・社会的投資の面白さを教えてくれた団体が、10周年に伴いこんな企画を→“共感”で社会課題を解決。ファンドレイジングの明日を描こう。

 

2)寄付月間!なんかピンときたら←クリック

 

3)「贈与は義務感と自由意思、俗っぽい打算と高貴な道徳観の混成体なのだ。」「寄付は遊びであり、快楽であり、未来の自己資産である。そう考えられないだろうか。そうでなければ続かない。憐れみを原動力にして動く社会なんて嫌だ。」・・「寄付」とか「開発」「資本主義」とかにご興味あれば、この方のブログ超おすすめです!

 

4)ZOZOの前澤さん。「月に行くより、災害や貧困支援にお金を使っては?」に答えました。

 

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