The Technology Pioneers Cohort of 2018

テクノロジー

世界経済フォーラムによる、先進的な技術を用いた創業間もない企業を61社選出。61社全ての簡単な一覧や、興味深かった5社をピックアップしてまとめました。

 

おおもとはこちら→Introducing the Technology Pioneers Cohort of 2018

 

全61社概要

61社一覧 ※Excelデータ

選出国

28社 USA
8社 Israel
5社 United Kingdom
3社 Switzerland
2社 Australia, Brazil, India, Kenya
1社 Bangladesh, Canada, China, France, Germany, Indonesia, New Zealand, Morocco, Sweden

 

分野

19社 DIGITAL & ENTERTAINMENT
8社 CYBER SECURITY & DIGITAL IDENTITY
7社 ENERGY & ENVIRONMENT
7社 MOBILITY
6社 FINANCIAL SYSTEM
6社 PRODUCTION
4社 FOOD SECURITY & AGRICULTURE
4社  HEALTH

ピックアップ:5社

Bestmile

Switzerland / 2014年設立 / HP

自動運転の乗り物を提供するオンラインプラットフォーム

 

Apeel Sciences

USA / 2012年設立 / HP

食料の表皮に特殊な加工をすることで、より新鮮な食糧の提供、及び廃棄の減少

 

Horizon State

Australia / 2017年設立 / HP

ブロックチェーンを用いた、トークンを介した投票による個々人の意見の集約

 

uBiome

USA / 2012年設立 / HP

人体にすむ微生物を利用した(マイクロバイオームによる)健康の向上

 

Watergen

Israel / 2009年設立 / HP

空気から清浄水を生成

 

感想

とりあえず、マラウイでの生活を送りながら、ネットさえあれば世界の最先端の情報にアクセスできる今の世の中に感謝。Excelでまとめていると、日本語がもう追いつかず、カタカナにしざるを得ないなーと感じることがちらほら。日本からは残念ながら選出されていないことは、そういった状況を反映しているかのよう。

 

個人的に「ブロックチェーン関連」「宇宙関連」「合成生物学関連」が最近の三大関心領域なのですが、後者2つに絡んだ会社は衛生を利用した会社ひとつぐらいかなと意外な感じ。一方、「ブロックチェーン」は「AI」と同じくらいに、頻繁に出てきて、リアルに世の中で活かす・普及する段階に来ているのかなと感じました。

 

「自動化」「分散化」が進むといわれている世の中、行き着く先はガイア理論のような、より地球全体が一つの生命体のごとく、人間が一つ一つの細胞のように機能する世界に近づいているのかなーと。政治の動き以上に、今後の大きな流れを考える上でテクノロジーの動きは欠かせないと思います。また、純粋にワクワクする内容が多いので、こういった分野の促進を促すこと、良いハブを創るようなことに将来携わりたいなーと最近よく考えています。

 

※同時期に、個人的に面白いと感じているアフリカ発の10社を紹介している記事もあるので、興味あればこちらもどうぞ

 

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