途上国におけるブロックチェーン・仮想通貨の可能性

テクノロジー

まだまだ勉強中であり、理解できていない部分も多いのですが、頭の整理兼ねて記載します。結論としては、


途上国におけるブロックチェーン・仮想通貨の親和性、可能性は半端ないと感じています。


とりあえず、その可能性に触れてみましょう。大きく4分野について、ここでは記載します。「国際送金」「アンバンクト」「公共支払い(寄付)」「少額決済(マイクロペイメント)」

国際送金

低コストの国際送金。既存の銀行システムだと、途上国関連の送金いおいて、1万円に対して、15~20%もの手数料を取られてしまいます。ちなみに2013年、国際移民が家族や友人に送金した金額は4130億ドルにのぼり、これは世界の開発援助の合資金計(約1350億ドル)の約3倍に相当。


仮想通貨では、24時間365日、僅かな手数料で、どのような場所にもほぼリアルタイムで送金することができます。

アンバンクト

銀行口座をもたない人々が世界中で24億人に上るといわれています。かつ、そういった人々の国では銀行は信用できず、貨幣はインフレを起こしがちです。


そのために、価値を貯蔵する手段が極めて限定されています。テクノロジーの普及により、携帯で口座をもつ人が増えており、仮想通貨であれば、自由に貯蔵し、送金したりすることが可能となります。

公共支払い(寄付)

写真等で掲げられたQRコードをスキャンして、アドレスを把握し、そのアドレス宛にビットコインを送るといったことができます。これにより、地震などで災害を受けた人は、ビットコインを直接受け取ることができます。より直接的、透明な寄付の可能性。

マイクロペイメント

動画を一回見たら1円、音楽を聴いたら2円といった、極めて少額の支払いをする方法が現在は実現できていません。都度払いで、お金を回収するといったことができれば、たくさんの創造的な人々が直接それによって生計を立てられるようになるかもしれません。仮想通貨のマイクロペイメントの技術が日々開発されています。


※参考「ブロックチェーンの衝撃/日経BP」


はい、とてもワクワクします。正直、青年海外協力隊での派遣中に、これらのことを実際に普及・利用は難しいかもしれませんが、将来的に携わってみたいテーマの一つです。


ちなみに、日本でよく聞く「ビットコイン」は仮想通貨の一種であり、仮想通貨を成り立たせている技術が「ブロックチェーン」です。


支えている技術や日本の取り組みに関しては、ここで私が書くよりも、以下を参照された方がいいと思います。


仮想通貨の根幹であるブロックチェーン・テクノロジーとは ざっくり

「ブロックチェーンとは結局何なのか」

一般社団法人 日本ブロックチェーン協会


ただの先入観的な感じで、怪しそうって思うことはもったいないと思います。言語化して、自分や他者を納得できての否定なら仕方ないのかもしれませんが・・。ブロックチェーンはインターネット以来の革命的な感じで騒がれていますが、私もそう思っています!

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