大学院生活後期にあたる、2セメスターがすでに3週目を終えました。今回は今セメの授業に関してと、院生活の今後のざっくりとしたスケジュールを紹介します。
今後のスケジュール
今セメは1/13から始まり、前回のセメスター同様10週間の構成です。ただ、5週目を終えた時点で、Reading Weekたる、実質ただのお休みが1週間、今回はあります。
3月にはすべての授業が終わり、授業課題を出すといった流れになります。ただ、これはあくまで私のケース(テストがない)であり、テストがある人は5月くらいにテストがあると聞きます。
ということで、4月中旬期限の課題さえ出し切れば、あとはもう修士論文に取り掛かる、個人作業が始まります。ちなみに私のコースは8/13提出期限(他の大学より早めかも)、時数は15000 wordsです。
修士論文は絶賛悩み中ですが、また色々書けたらと思います。ざっくりとした感じとしては、日本の科学(特にバイオ関連の政策、産学連携、財源などなど)に関して書く可能性が高いです。
Consumption, Exchange, Technology
【授業内容】
人類学的な観点から、経済や消費活動ってなんなのか学ぶ授業です。加えて昨今のテクノロジーはどう影響しているか的な。
【授業構成】
2時間基本先生が話して、たまにみんなに意見求めたり、周りの人と話してみてといったスタイル
+
その後、半分に分かれて先生も含めて先週の内容に関して1時間ディスカッション。(振り返りの意味でもめっちゃ良い!)
【評価】
中間:1500 wordsの書評(成績比率は30%)
期末:3500 wordsのエッセイ (70%)
【現状の感想】
面白い!もともと証券会社に勤め、NPOのファンドレイジングにも関わっており、かつビットコインとか大好きな身としては、「お金」を中心とした経済活動を勉強できるのは面白いです。
ただ、マルクスやウェーバーやらが結構頻繁に出てくるため、難解な面も・・。頑張ります。
Internet, Society and Economy
【授業内容】
インターネットの起源から始まり、AIやビックデータなんかも含めたIT社会の在り方に関して。
【授業構成】
90分ほど基本先生が話して、たまにみんなに意見を求めたり、周りの人と話してみてといったスタイル。+30分ほどITツールを使ってみんなで意見交換。前回はURLを入力すると過去のWebデザインが確認できる、Wayback Machineというサービスでデザインの変化を確認。
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↑の授業の前に、1週おきにしかないですが、約1時間、クラスの1/4に分かれ、先生含めたディスカッション。成績にはほとんど加味されませんが、各人一度はプレゼンをして問題提起する機会もあります。
【評価】
中間:1200 words の書評(20%)
期末:4000 wordsのエッセイ(80%)
【現状の感想】
面白い!テクノロジーが行きつく未来はどんな社会かを考えることが多く、予習論文もめっちゃ面白いです。中間の書評は基本2015年以降に出版された新しめの本ばかりで、めっちゃ興味あるところをついてきてくれます。
Biobusiness
【授業内容】
そんまんまですが、バイオビジネスに関してです(笑)といっても、財務諸表見てあーだこーだいうものではなく、最近のトレンドや政策などに関して広くざっくり学びます。
【授業構成】
前述した2つの授業は基本ずっと同じ講師ですが、こちらは各回色んな人が来られ、2時間ほど講義されます。なかにはOECDでバイオ関連の政策に関わっている現役の方の講義も予定されており、楽しみです。
【評価】
中間:1000 wordsのblog(25%)
期末:3000 wordsのエッセイ(75%)
【現状の感想】
面白い!今週は気候変動や、資源の循環を目指す「Circular Economy」という、日本ではあまり話題になりませんが、こちらではホットな話題に関して。今後も最近の動向が色々知れそうで楽しみです!
English
卒業要件にはまったく関係ありませんが、今セメは大学が提供するInternational Student向けの英語コースを取っています。というか、1セメも申し込んだのですが、あえなく落選。(応募者めっちゃいるはずなのに、席が全然ない)
5回だけですが、Discussion Skillという、授業でのディスカッションを向上させるための2時間コースです。いつもは周りがペラペラな人が多く、自分の意見をたくさん話すことがなかなかできませんが、こちらでは比較的たくさんの発言ができて良い練習になっています。
正直、1セメの内容に比べて好きな分野へのストライク感が強く、予習や授業が1セメより楽しめています。大学院生活の授業もあと7週間だけ、色々吸収出来たらと思います。
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