イギリス大学院とGPA

大学院準備

海外の大学院進学を考えるうえで重要な指標、GPA(Grade Point Average)。今回はイギリス大学院とGPAに関して記載します。

GPA

そもそもGPAとは?

前述したように、GPAとはGrade Point Averageの略であり、大学院入学においては、大学での成績を意味します。イギリスの多くの大学は0-4といった、1点刻みで成績が評価されています。


ただ、日本では大学によって評価の表し方がまちまちになっていることが多く、イギリスとの対応には以下のように考えることが多いです。

※GPAの計算は単純な平均であり、例えば(S,S,C,C)といった成績をとっていたら、(4+4+2+2)/4 = 3 という感じです。

GPAは 3 必要?

ちょくちょく「海外大学院進学にはGPAが最低でも3ないと無理!」といった意見を見かけますが、結論としては全然そんなことないと思います。


実際、GPA 3 を切っていても、LBS(London Business School ※MBA世界ランキングは毎年5位あたり)のMBAに受かっている日本人の方もいました。


ということで、GPAはあくまでひとつの目安であり、経歴や推薦状などの総合評価によってあくまで決まる認識を持つべきだと思います。

ぶっちゃけ感

正直、イギリスの大学院入学は思っていた以上に案外いける印象です。私の場合、GPAは3.12でしたが、出願した3校とも合格しました。(出願校は、Edinburgh(20)、Manchester(27)、Sussex。()の数字は2020年のQS世界大学ランキングの順位です。)


また、私自身、青年海外協力隊員だったのですが、同様に隊員を経てイギリス大学院に進学する人が毎年ある程度いるのですが、皆さん大抵出したところ受かっている印象です。


隊員では、開発学では世界ランキング1位のSussex大学、同様に教育学では世界ランキング1位のUCLで、その分野を学ぼうと進まれている人をちょくちょく見ます。


ただ、イギリスと言えばOxfordと Cambridgeがまず頭に浮かぶ方が多いと思いますが、こちらは正直なところ、情報が乏しいです。


ネット等見ていると、この2つに関してはGPAが少なくとも3.5ぐらい必要なのかなといった印象です。ただ、他の学校に関してはそんなにGPAを気にせず出しても、案外受かるんじゃないかといった印象です。(この2つも、もしかしたらそんな感じかもしれませんが。)


入学申請自体にはお金がかからないことが多く、大抵3,4校ほど出願することが多いので、もしめちゃくちゃ行きたいコースがあるなら、とりあえず出願してみるスタンスで良いのかなと思います!

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