進路

派遣中

帰国が近づき、最近よくこれに悩んでいます。ただ、ありがたいことに、負の意味合いはあまりなく、したいことがたくさんあって、どうしようって感じで悶々としています。

協力隊を終えた後、9月からは大学院進学が決まっていますが、イギリスの修士課程は1年。かつ、授業自体は4月頃に終わり、以降は修士論文の執筆のみとなれば、就職活動と並行する場合もあるようです。となるとあっという間!

協力隊前の自分は何を考えていたんだってことで、過去の内容を読み漁ってみると、「寄付・社会的投資の促進」が随所に見られます。うん、これもすごい興味ある。けれども、他にも色々してみたいことがある・・

ということで、頭の整理も兼ねて、現状どういった選択肢を考えているのか、つらつら書きとどめておきます。

方向性

多様性の促進・異質な出会いを増やす!

これは協力隊前から考えていたことで、今も変わっていません。ただ、最近はソーシャルセクター以上に、科学技術の在り方に興味がいきつつあります。

もっとぶっこんだこと言うと

人間自身や社会が、パラダイムシフトするような瞬間に立ち会いたい、流れに加わりたい。

ちょこちょこ書いていますが、様々なテクノロジー(遺伝編集技術、ブロックチェーン、AIなどなど)によって、個体としても、社会全体としても大きな変革が、自分が生きている間に生じそうでワクワクしている今日この頃。

個人的には、社会レベルの変革(明治維新みたいなの)は、過去何度か人類は経験してきましたが、個体レベルで「人が人でなくなる」ような瞬間は、歴史上まだ生じおらず、めっちゃ興味があります。

もう少し具体的に言うと、遺伝編集技術などによって、特定の能力が備わり、従来の「人」では、できなかったことができる存在が生まれる可能性。(もちろん、倫理的な面など、慎重に取り組むべき内容でもあります。)

学部卒なので1年しか在籍していませんが、研究室ではCRISPER(遺伝編集技術のひとつ)などをはじめとする、合成生物学を学んだり、実際に利用した研究に携わりました。

なので、こういったバックグラウンドがある点も活かし、科学技術の発展や社会への組み込み方、産学連携の在り方なんかに今関心があります。

という状況の中、考えている選択肢は大きく三つ。

JST(科学技術振興機構)やNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)といったところで、研究支援や産学連携を促進させる。

コンサルタント(途上国での開発コンサルではない)として、 産学連携やオープンイノベーション に携われたら良し。それ以外のプロジェクトでも、学べることは多いと考えており、将来的に前述した内容に携われるように働く。

シンクタンク。コンサルタントと似た感じの考え。

このあたりで色々あさっています。もちろん、簡単に携われる世界でもなく、コンサルなどで必要なフェルミ推定やケース問題に関しては、日々ぶつぶつ取り組んでいます。

また、もともと関心のあった、寄付・社会的投資の手法やその流れを利用し、科学分野を盛り上げられないか?とかも考えています。

大学院では、科学やテクノロジーの在り方、それに伴う政策の在り方などを勉強する予定であり、流れとしてはよい感じかなと捉えています。また、そこで今までの自分では思いつかないような価値観や選択肢に出会うことにも期待しています。

正直、国際協力はどこいった!?って感じですが、それに対する答えはあるのですが、長くなりそうなので、また別の投稿などで記載できたらと思います。

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