マラウイのお酒・パン・タバコづくり

派遣中

お酒

バイクを今月手に入れ、活動範囲が広がったこともあり、いろんな活動を見ることができるようになりました。上記の写真はある村でつくっているお酒です。材料はメイズなどの穀物・砂糖・水といった、マラウイだと比較的手に入りやすいものばかり。一応生物の学位をもっている身として見ていて楽しくもあり、過程を少しご紹介します。

 

そもそも、任地をブラブラ歩いていたら、ある施設の警備員が不審に思ったのか声をかけてきたことから始まりました。日本から来ていろんなビジネスを見て回っているなど話していたら、「もうすぐ仕事終わるから、お酒造り案内するよ!」といきなりの提案(笑)差し迫った予定もなくお願いすることに。

 

配属先から歩いてでもいけるところで実施されているお酒造り。メイズなどを発酵させてつくります。ホントかどうかわからないけど、度数は約40%、試しに少し頂きましたがたしかにきつい、でも全然思っていたような怪しい味ではなく、普通にお店で売っているような味でした。これを知っている人が村に来たら、お小遣い的な感じで収入を得ているみたいでした。

 

ちなみに、村人は現地語しか話せない人ばかりでしたが、案内してくれた人が現地語から英語に訳してくれました。ありがたい。

 

ただ、職場でこの話をしたら、それ恐らく不認可のやつだから関わらないようにとのこと(笑)やっぱりこちらでもお酒となるとなんらかの規制が働くようです。ただ、お酒問わず、路上での露店はある種法人としてちゃんと登録していないものばかりであるのが実情。同期の任地では、突然警察が押しかけ、露店を撤去していくなんてことに遭遇した人もいます。税金とかの兼ね合いもあるのだろうけど、なんかもうちょっとならないかなーと感じてしまいます。

 

パン

パン、というか、ここでは「マンダシ」と呼ばれている揚げパン、ほんのり甘いです。握りこぶしの大きさで、任地だと基本50クワチャ(約7.5円)、カロリー源として重宝し、小腹がすいた時によく頂きます。各家庭で作って、容器に大量に入れて売り歩くことが多いですが、たまに↓のようなかたちでどっさりつくっている方々がいます。

正直、マラウイにおいて「テキパキ」と何かすることを見ることがほとんどなく、みんなのんびりそれぞれのペースでって方が多いです。「今集中しているから邪魔しないで!」っていうぐらいに取り組むことも時には大切だと思いますが、マラウイでそれを感じることはほとんどありません(笑)ただ、この写真のところにいる方々は「今ちょっと話しかけたら悪いな・・」といった雰囲気を醸し出していました。自分たちである程度かたちになっているようだけど、何か一緒にできることないか、今後も顔出しに行きたいと思います。

 

タバコ

マラウイの貿易における、最も主要な種がタバコです。ただ、世界的に需要は減りつつあるようで、政府としてもタバコへの依存を減らしていきたいご様子。個人的にもタバコを普及ってことに前向きになれないかなと思っていますが、日本だとなかかな見れないことでもあり、植物段階での写真だけ載せておきます。

 

最後の写真はマラウイで見つけたカマキリ。正直、かっこいいカブトムシやクワガタにもしかしたら出会えるかもと期待していた部分もありますが、今のところ叶っていません。カマキリも半年して初めて見つけました。かなり小さく、すばしこかったです。

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