When ideas have sex

派遣中

任地での活動が始まり3日目!

 

今日は午前中に配属先の取り組みに関して説明を受ける。その後、”Have a nice lunch”と上司から送り出されたにも関わらず、ランチから帰ってくるなり「今からウチでランチしよう!」と謎の状況に。

 

配属先の方の家は初めてなので面白そう、かつまだ食べられる余力もありついて行くことに。ご自宅では今日たまたま休暇であるご主人もいて、3人でランチ。シマ・ビーフ・野菜の典型的な食事、おいしく頂きました!

 

When ideas have sex

さて、まだ配属先での活動3日目であり、まだまだ配属先や周辺の方々と色んなことを話す必要があるのだろうけれど、どうしても「どんな活動に注力しようか」と考えてしまう。(配属前のアイデアはマラウイに来て1カ月&今後の取り組み

 

あくまで一つのアイデアだけど、結論としては農村部、配属先問わず、「情報」に焦点をあてた活動が、自分にあっているのかなということ。

 

この配属先にいるなか、自分だからこそって何か考えた時

1)時間がある(絶対にこれしないといけない!ってことが正直ない)

2)ネットに比較的つながる・つなげられる環境(かつネット・情報の恩恵をもろに受けて生きてきた)

が単純に思いつく。

 

これを活かす方法として、ざっくりとしたイメージ、

1)バラバラになっている知識やアイデアを整理して、共有する

→具体的には「うまくいった・いかなかった事業等の事例やそこから見出せること」「何かを立ち上げる時の、初期投資の資金準備方法」「どこにいけばどんなサービス・情報が手に入るのかという知識」などなどたくさん。

 

2)「情報」の大切さ、獲得手段、共有手段を伝え、アップデートし続ける仕組みをつくる。

 

前も書いた記憶があるけれど、「魚をあげる」ではなく「魚の釣り方を教える」でもなく、「魚の釣り方だけでなく、豊かに生きるために必要な知識の獲得方法」を残すことができたらと。

 

マラウイに来て思うことは、配属先の人も、協力隊の人も、自分で限りなくゼロから何かしざるを得ない状況感が半端ない。

 

情報共有していたとしても、その量が少なかったり、共有範囲が狭い気が。

 

話がかなり飛ぶけれど、人類と他の生物の大きな違いの一つは、物理的な生殖行為以外にも、アイデアを生殖させることで、新しい何かを生むことができること。正直、マラウイにおけるアイデア生殖感が全然ない。

 

ちなみにこの考えは、題名にもなっている”When ideas have sex”というタイトルでTEDに登壇した、マッド・リドレーという生物学者の意見。

 

物理的な距離であったり、電気・ネットの制限があるなか、「情報」をいかにある意味流動化させ、生殖させるかに焦点あてる活動。自分の性格にもあっている気がしており、現地の人問わず色々意見交換したい気分。

 

※こういった考えになんとなく興味ある人は、上記のTED動画プラス、登壇者が書いた「繁栄」という本は超おススメです!「分業」と「異種の交換」の重要性が説かれた本です。

 

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