In a survey asking millennials around the world what defines our identity, the most popular answer wasn’t nationality, religion, or ethnicity; it was “citizen of the world.” That’s a big deal.
ミレニアル世代に自分たちのアイデンティティを尋ねると、最も多い回答は「国籍」や「宗教」、「民族」ではなく「世界市民」であるといった調査があります。すごいことです。
Every generation expands the circle of people we consider “one of us.” For us, it now encompasses the entire world.
どの世代も「私たち」の輪を広げてきました。今、私たちの世代は、世界全体を覆っています。
ミレニアル世代?
青年海外協力隊の訓練を通じて、まだまだこの言葉の認知が広がっていないのかなと感じることもあり、整理兼ねてここでは「ミレニアル世代」に関してまとめます。
「ミレニアル(millennial)」とは英語で「1000年の」という意味で、西暦が1000年代から2000年代に変わる1000年に一度の節目に社会に出てきた若い世代を指す造語です。
1980年代から2000年代初頭までに生まれた人をいうことが多いです。冒頭に記載した、FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグもミレニアル世代に含まれます。
この世代の人口は、日本の中では多数とは言えませんが、世界全体でみると多数を占めており、今後の世界や、事業の在り方を考える上で、この世代の価値観を把握することは欠かせないと言われます。
主な特徴
・物心ついたころには冷戦が終了しており、米ソ対立の時代を体験していない
・インターネット、SNSが普及し、当然のように周囲にある
・日本ではバブルがはじけ、「失われた20年」、世界でもリーマンショックといったことがあり、経済の大きな成長を実感することが少ない
・いわゆる先進国のミレニアル世代の多くは、「もの」に困る経験が少ない
↓
こういった背景より
・ものはもういらない
→所有ではなく、シェアで良い。利用・アクセスできれば良い
・生産性向上よりもストーリー
→「生産性」「効率」よりも、そのプロダクトの「背景」「物語」が大切。スペックに重きをおかない
・理想主義がデフォルト
→これまで人類が達成してきた、もしくは掲げられている理想がデフォルトとして刷り込まれている。「環境保全」や「差別の反対」など
・「私たち」の概念が広い
→この世代よりも先だと、「私たち」=「国」が、広くても考えられていた概念であることが多い。ミレニアル世代は「私たち」=「世界」、「私たちは世界市民」と考える人が多い
Today I want to talk about purpose. But I’m not here to give you the standard commencement about finding your purpose. We’re millennials. We’ll try to do that instinctively. Instead, I’m here to tell you finding your purpose isn’t enough. The challenge for our generation is creating a world where everyone has a sense of purpose.
本日、私は「目的」についての話をします。しかし、一般的な卒業式で言われるような「あなた自身の目的を見つけなさい。」といった内容を伝えるためにここにいるわけではりありません。私たちはミレニアル世代です。そのようなことは本能的に試みています。「あなら自身の目標を見つける。」だけでは十分ではないのです。私たちの世代の課題は「誰もが目的をもてる世界を創る。」ことです。
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