本日のざっくりとした流れ
<午前>
体力維持講座
<午後>
救急法
マラウイメンバー飲み
救急法
任地では、日本以上に「ケガ等で体調が悪くなるケース」や「医療機関の整備が不十分」であることが考えられ、午後いっぱい使っての講座。
携帯用の救急セット
<基本セット>
三角巾 医療用ゴム手袋(ポリ袋でも可)
<中級セット>
基本セット 救急絆創膏 包帯 ガーゼ 絆創膏
<上級セット>
基本セット はさみ 笛 ペンライト 事故観察表 赤フェルトペン
※白色ワセリンを、ガーゼにしみ込ませてから傷口にあてると良いとのことで、これも常備するべきとのこと
様々な場合での、ケガ等をした時の具体的な応急処置の仕方を学ぶ。実際に手を動かしてみることが多く、実体験となり記憶に残りやすい講座だった。
日本ではほぼない病気、「マラリア」といった病気ももちろん大変だけど、すり傷等の外傷もリスクが高まり、かつきれいな水や、整った医療機関の制限がある。色々リアルに考えさせてくれた講座。
マラウイの衛生・医療事情一般
・水が原因と考えられる消化器感染症が多く、水道水は当然ながらNG
・医師や看護師の不足が深刻。医師1人が人口5万人(2013年)に対応する世界最低の水準
・全身麻酔を要するような手術や複雑な処置,輸血などが必要な場合は,南アフリカ共和国に移動すべき
・医療機関において、クレジットカードはほぼ使えない
・全ての医療機関で日本語は通ないが、病院職員はほぼ全員が英語が話せる
健康上心がける事
1)予防接種は,日本で全て受けてきましょう。
2)医薬品が不足しているので,慣れた薬を持参しましょう。
3)体温計を持参し,不用意な医療機関受診は避けましょう。
4)生水や加熱していない食べ物は避けましょう
5)乾燥しているので,水分を頻回に取りましょう。
6)外出時は,帽子,長袖,長ズボンを着用し,紫外線や防虫対策をしましょう。
7)川や湖には,不用意に入らないようにしましょう。
8)健康維持のため,十分な休息や睡眠を取りましょう。
(外務省HPより)
自分一人で旅行等だと、なんだかんだしっかり時間を割いて、健康への勉強をすることができていない。今回の講座は「救急法」に焦点があてられていたけれど、「海外における安全対策」や「海外保険」といった内容の講座もあり、ものすごくありがたい。
民間の途上国へのボランティアに比べ、青年海外協力隊はルールがあることで、縛られている部分もあるのだろう。だけど、それは「守られている」裏返しでもあり、そのような制度の中活動させてもらえることに感謝。健康に過ごす大切さ感じた一日。
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