自動二輪車講習

派遣前訓練

青年海外協力隊において、70日間の派遣前合宿とは別に、職種や要請内容によって「技術補完研修」という、研修があります。

 

7/4-7/5の2日間にかけて、「自動二輪車」の研修を受けてきました。途上国で運転する場合、日本では経験しないような、整備されていない道を走る可能性があり、それに対する研修です。半分以上、自分の備忘録というか、感想ですが、今後予定される方は参考にしてください。

 

※免許は青年海外協力隊の合格が決まり、その後に必要とわかったので取得しました。その過程に関してはこちら→青年海外協力隊:二輪免許の取得過程

 

内容

参加者 15名 男性8名 女性7名

1日目

<午前>オリエンテーション → 基本動作確認 →簡易走行

<昼食>研修所で無料で提供される。この日はオムライス。ボリューム大

<午後>簡易走行 → 蛇行運転等 → 悪路(不整地)走行

<飲み会>非公式

 

2日目

<午前>蛇行運転・坂道発進等、通常路面での走行練習

<昼食>そば(うどん)と丼ぶりセット。今回もボリューム大

<午後>蛇行運転・一本橋等、通常路面での走行練習 → 悪路(不整地)走行

<飲み会>非公式

 

感想等

・先日まで5日間のコミュニティ開発研修を共にした方々が、7名ほどいて最初から安心感。

 

・かなり初歩的なところから時間をかけて行われる。15名中、免許をとってからほとんど乗っていない方が自分を含め7名ほどいて、正直乗り慣れている人には退屈だろうと思う内容が、特に初日は多かった。個人的には復習になりとても助かった。

 

・今回のメインと勝手に思っていた、途上国の道を想定した悪路(不整地)の走行。思っていた以上に悪路といっても整った道であった。だけど、特に2日目の、雨上がりの道を走行するのは予想以上に神経をつかう。バランスをとるための体力面ももちろん必要だけど、常に集中している感じであり、なかなかしんどい。

 

・わかっていたことではあったけれど、自分の下手さを改めて痛感!免許獲得において、教習所で補講なく終えられたけれど、全然自信がないままの今回の参加。運転というか、発進や停車におけるエンジン操作がうまくいかず、エンストすることが多々あった。出国前までに機会をつくって、改めて練習するか、現地でしっかり慣れるための時間を設ける必要性を感じた。

 

・コミュニティ開発研修では、自分の派遣先であるマラウイの人が自分だけだったけど、今回の研修で2名に出会える。ただ、マラウイは交通の便がアフリカの中でも不便で、雨が降っても自動二輪に乗る必要があるはずとのこと。(ザンビアは雨が降れば自動二輪乗らないとのこと。)

 

・講習内容関係ないけれど、宿舎等のサービスがコミュニティ開発研修に比べるとかなり良かった。朝はホテルでバイキングがあり、お昼は研修所で無料のご飯。猛暑の中、長袖長ズボン、防具やヘルメットをまとって走行するとかなり疲れるので、ボリュームが多く、大いに助かる。

 

・コミュニティ開発の研修と同様、今回に関しても非公式ながら飲み会(食事会)が2日間とも開催された。コミュニティ開発以外の人とも話すことができ、2日間とも楽しかった。

 

 

ついにこの研修が終わった翌日から、本合宿70日間!

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