1セメスターの成績が出揃いました。2教科はエッセイの手ごたえが良くなく、正直結果が出るまでの約1カ月はひやひやしていました。
ただ、結論からするとすべてパス出来ました!今回は1学期の成績から考えられる、イギリス大学院のエッセイ評価に関して記載します。
成績
今回、1セメスターの成績は全てエッセイで決まりました。私の成績はこんな感じでした。
科目A
期末エッセイ 3000 words: 100%: 90
科目B
期末エッセイ 3000 words: 100%: 75
科目C
中間エッセイ 1000words: 0%: 55
期末エッセイ 3500 words: 80%: 57
期末Blog 1000 words: 20%: 58
科目D
中間エッセイ 1500 words: 25%: 66
期末エッセイ 3500 words: 75%: 62
これらのエッセイは採点者によるコメントも頂けます。採点者よりけりですが、細かな人はaとtheの違いを指摘してくれたり、特定の一文を指して「もっと具体的に。」「こういった見方もあるよね。」といったコメントをくれます。
正式な基準
多くのイギリス大学院が似たような感じだと思いますが、私のコースは以下の通りです。
A1: 90-100
A2の基準に加え、極めて優れた洞察ができている。通説を覆すような内容!
A2: 80-89
顕著な考察や分析ができている。流れがスムーズであり、参考文献を正確に用いている。
A3: 70-79
一貫性があり、構成がちゃんとしている。理論や根拠も適切に使用し、参考文献も上手に使えている。
B: 60-69
とてもよい出来。主題に対し適切に答えられている。広範な文献を用いており、大きな間違いがない。
C: 50-59
修士レベルとして合格。基本的に知識や理論が適切に用いられている。しかし、時折根拠が乏しかったり、特定の参考文献に依存しすぎている。主張の不明瞭、事実の誤認が時折みられる。(実際に50-以上から修士プログラムで単位が貰えます)
D: 40-49
学士レベルとしては合格だが、修士レベルには不十分。適切な知識や理論が基本的には用いられているが、主張に大きな欠陥や誤りがある。主題に対してとても短い、もしくは不十分な回答しかできていない。
※実際に私が通っているコースの基準をざっくり記載しました。こちらがソースです。
所感
A 70-100
「読んでておもろい!最高や!」
B 60-69
・間違ったことは基本書いていない。
・授業の内容をよく理解している。
・ある程度のオリジナリティがある。
・洞察が深くはない。
「読んでておもろいね。授業のポイントもよくわかってるやん。」
C 50-59
・間違ったことは基本書いていない。
・授業の内容を基本的に理解している。
・論文を寄せ集めた感じ。オリジナリティが乏しい。
・洞察が浅い。
・特定の参考文献に大きく依存している。
「あんまおもんないけど、間違ったこと言ってないし、単位はやる。」
といった感じです。また、参考文献数はあくまで目安ですが、3000 wordsなら少なくとも20くらいは文献参照してねという雰囲気でした。
私の場合、どの課題も日本人以外の誰かしらに校正をお願いしていました。日本で習った英語としては正しいように感じても、伝わらないことは多々あるのでこの過程はあった方が良いかと思います。
また、Grammarlyというサービスも利用していました。こちらは無料版でも見落としがちなミス(三人称単数のsや能動・受動態の違い)などを指摘してくれるためオススメです。ネイティブ以外(英語圏じゃないヨーロッパの人含む)多くの人が利用しています。
ご参考に!
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