1カ月ほど前にアフリカのユニークな企業10という記事を投稿し、せっかくなので日本も!ってことで最近の個人的に面白いと感じた企業を10社紹介します。
紹介する10社
Coaido:救急医療時のSNS
クラウドクレジット:融資による社会的投資を身近に
ユニファ株式会社:保育園や学童の様子共有アプリ
GMS:走行記録からの与信、途上国における可能性
オトングラス:メガネが文字を認識し音声発信
ローンディール:大手の人材をベンチャーへ武者修行
インテグリカルチャー:人工細胞を用いた食料・化粧品
スリール:学生が子育て家庭へのインターン
リバネス:科学技術発展・利用の普及
Curious:店ではなく定員を評価するサービスterip
番外:地域限定の電子通貨、さるぼぼコイン
Coaido
救急医療時のSNS
救急車を呼ぶと同時に、周囲にいる医療従事者に事案を共有し、迅速な対応を促進するサービス。ドローンを活用したAEDなどの医療物資の提供も取り組む様子。
クラウドクレジット
融資による社会的投資を身近に
クラウドファンディングといえば、寄付型や購入型は広く親しまれ始めていますが、こういった投資型のサービスもたくさん出てきています。特にこちらは途上国支援などにも注力しており、ただ単にお金を増やす以上のことも兼ねたい人には最適かと。
全然関係ないですが、ちきりんさんが「投資」の勧めを書いており、とても共感。
ユニファ
保育園や学童の様子共有アプリ
保育園や学童での子供の様子を共有できるサービス。いずれはこういったサービス通じて、その施設の評価とかにも繋がりそうな予感。さらに、こういったサービスは学校や介護施設でも導入されて、いずれはいろんな施設のサービスの現状共有&評価がつきまとう世の中になりそう。良いか悪いかはなんともいえないけれども。
GMS
走行記録からの与信、途上国における可能性
走行記録からその人の働きぶりなどを評価し、与信に組み込むサービスなど。従来では自動車ローンを組めなかった、特に多くの途上国の人に新たな「信用」の基準を提供。逆に信用が下がると強制的に車を止めることもできるよう。すごいー!
オトングラス
メガネが文字を認識し音声発信
表題の通り、すごい素晴らしいワクワク。
ローンディール
大手の人材をベンチャーへ武者修行
大手企業の人材をベンチャーに一時的に派遣し、異なる職務を経験。100年時代とかいわれるこのご時世、こういった取り組み大賛成。教員ではない人が学校に2年勤務するTeach For America、IT技術者が役所に派遣されるCode For America、民間の青年海外協力隊版のクロスフィールズ、そして青年海外協力隊自体も。こういった取り組みは今後ますますいろんなところで増えそうです。
インテグリカルチャー
人工細胞を用いた食料・化粧品
人工細胞技術に基づく、人工の食料や化粧品の製造。ちょっとそれますが、先日染色体1本で働く酵母が遺伝編集によってできたとのニュース。人の手によって介入される次元が一気に変わりそうです。
スリール
学生が子育て家庭へのインターン
学生へのキャリア相談などがひとつのメイン事業ですが、なかでも「共働き夫婦」のために子育てを学生にマッチングさせるサービスが個人的に関心。SNSなどの発展によって、それまで知らなかった人に対する「信用」の壁がすごく低くなっている世の中。個人間でのマッチングはいろんなところで進みそうです。
リバネス
科学技術発展・利用の普及
今後AIやBIの進展によって、単純作業や数字だけをいじくる仕事はどんどんしなくてすむ世の中になるかと。そうなったときに、「社会貢献」「芸術」「スポーツ」「娯楽」、そして「科学」へと打ち込める人が一気に増えると思っています。かつ、こういった橋渡し的な存在って今後ますます重要になってくるかと。
Curious
店ではなく定員を評価するサービスterip
こちらの会社が手掛けるteripというサービス。今後の資本主義の方向性を示すようでとてもワクワク。「店」ではなく「定員」を評価、評価が増えるとそれは別の「価値」に変換できる。こういった仕組みは今後病院や学校現場でも導入され、賞与などにも影響与えるような世の中になるのかなーと。前述したユニファもそうですが、いろんな現場が共有され、個人が評価され、お金とはまた別の「信用」が価値となって流通される世の中がホント具体性を帯びてきたなーと感じます。
番外:地域限定の電子通貨、さるぼぼコイン
法定通貨以外の貨幣の在り方として、仮想通貨と同じように期待される「地域通貨」。地域活性のために今後ますます増えそうで、ホント色んな経済の在り方が並立する世界になるのだろうと感じました。
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