ICT4D

Social Financeとのコラボも期待。最近の関心の1つであるICT4D（Information and Communication Technologies for Development)に関してざっくりと記載します。主に情報源の記載的な感じです。

世界人口の40％以上がインターネットにアクセスし、日々新しいユーザーが増えているなか、20％を占める貧困層の中でも、10 人中7 人が携帯電話を有している（World Development Report 2016）

ちなみにマラウイでの生活、自宅は現在1日少なくとも5時間前後は停電ですが、ネットは基本いつでも3Gが使えます。ただし、通信料は15GBで月約3000円と、現地の人にとってはかなり高額です。協力隊員においては、ネット環境が悪い人は少なくなりつつあるようで、多くの隊員が国を越えて情報共有できる状況になっています。

そんな中、ICTを途上国支援に活かそう！といった動きがICT4D、先進国とはまた違った社会の在り方が生まれそうで、ワクワクすることが多いです。

日本語でのサイトならICT for Development. JP (ICT4D.JP)で、最新の情報色々知れて重宝しています。個人的には大学院留学のコースを考える中、MSc ICTs for Development(The University of Manchester)は非常に魅力的で、出願しようか結構悩みました（結局ここには出願しないつもりです。）

以下、ICT4Dに関する3つのレポート紹介。

JICA

持続可能な開発目標の達成に資する　情報通信技術利活用事例に関する　情報収集・確認調査業務(PDF)

発展途上国だけでなく、日本国内におけるICTの豊富な活用事例。

The Earth Institute, Columbia University

ICT & SDGs (PDF)

内容はこんな感じです。

1. ICT: A catalyst for achieving the SDGs
2. Monitoring progress: ICT indicators for the SDGs
3. Connecting the unconnected
4. Digital identity and the SDGs
5. ICT and Financial inclusion
6. ICT and Education
7. ICT and Health
8. ICT, Energy and Climate change
9. Issues and challenges
10. Conclusions