IELTSの勉強かねて、最近TED熱が再発中。 今回紹介するのはソーシャルファイナンスに絡めた内容のもの4つです。
TED: Technology Entertainment Design
→起業家や研究者など、様々な分野におけるトップランナーによるプレゼン
紹介する動画
Sangu Delle: In praise of macro — yes, macro — finance in Africa
TEDGlobal 2014 • 5:53 • Posted March 2015
従来の支援と、アフリカにおける世界規模の起業家をうむ必要性に関して
Shivani Siroya: A smart loan for people with no credit history (yet)
TED2016 • 8:11 • Posted April 2016
アプリを使い、新しい基準によって多くの人に融資を実現
Toby Eccles: Invest in social change
TEDGlobal 2013 • 10:03 • Posted December 2013
行政・投資家・社会課題に取り組む団体を巻き込む新しい投資スキーム
Bill and Melinda Gates: Why giving away our wealth has been the most satisfying thing we’ve done
TED2014 • 25:00 • Posted April 2014
ビル&メリンダ・ゲイツ財団の経緯・取り組み
Sangu Delle: In praise of macro — yes, macro — finance in Africa
TEDGlobal 2014 • 5:53 • Posted March 2015
従来の支援と、アフリカにおける世界規模の起業家をうむ必要性に関して
要点
従来のアフリカへのアプローチはうまく機能していない
マイクロクレジットが美化されすぎている
アフリカの多くの人々は「雇用」を求めている
500人の農家に200ドルずつ貸すより、10万ドルを1人の優秀な起業家に託す選択肢も必要
経済的自由のため、世界規模のビジネスを立ち上げ、それは地元における富にも繋がる
(感想)協力隊の活動からはどちらかというと相反する内容だけど、大いに共感!どちらのアプローチも大切だろうけど、広く薄くが多すぎる気がする。
Shivani Siroya: A smart loan for people with no credit history (yet)
TED2016 • 8:11 • Posted April 2016
アプリを使い、新しい基準によって多くの人に融資を実現
要点
見知らぬ人にお金を貸すことは難しい。現在は銀行などが信用スコアに基づき仲介している
世界人口の約1/3にあたる25億人は、銀行口座等をもたず、金融の恩恵を受けられない
開発したアプリでは、その人のコンタクト履歴や対人関係に基づき、独自の信用スコアを算出し、融資を実現している
その信用スコアをもとに、既存の金融機関からより多額の融資をうけることも可能
(感想)プライバシーとの兼ね合い難しそう。だけどマラウイにいて、大手の金融機関へのアクセスの難しさは感じており、大いにニーズありそう。
Toby Eccles: Invest in social change
TEDGlobal 2013 • 10:03 • Posted December 2013
行政・投資家・社会課題に取り組む団体を巻き込む新しい投資スキーム
要点
イギリスでは63%の短期受刑者が、出所後1年以内に再び罪を犯している
再犯率を下げ、それによって削減されたコスト(刑務所の運営・裁判手続きなど)を算出することにより、ソーシャルインパクトボンド(SIB)といわれるスキームができる
SIBの仕組みは、投資家が資金を出し、ある団体がその資金をもとに社会課題に取り組み、うまく成果がでれば、本来行政が負担したであろうコストに基づき、行政が投資家へ報酬を与える、成果報酬型の投資スキーム
投資家にとっては、社会課題の解決に関われる。行政は自らが出資者とならずにすむといったリスク負担。社会にとっては社会課題の解決といったメリットが生じる
国がすべきことだ、どこどこがすべきことだといった議論を越え、関係者の専門性を結集させて社会課題への解決を試みるべき
(感想)日本でもすでに動いている取り組み。色んな分野で実施できそうで今後の発展大いに期待!
Bill and Melinda Gates: Why giving away our wealth has been the most satisfying thing we’ve done
TED2014 • 25:00 • Posted April 2014
ビル&メリンダ・ゲイツ財団の経緯・取り組み
要点
アフリカのザンジバルでの休暇時、マイクロソフトがもたらした富を社会に還元する方法を具体的に話し始めた
死に面している子どもたちや、そういった子供たちを抱える国々。・他方でアメリカにおけるよりよい教育。この2つに焦点をあてた財団を運営している
途上国への支援は有効である
(感想)宗教にもよるんだろうけど、欧米の人たちは日本に比べて、社会に「還元」するっている概念が強い気がする。世界最大級の財団の過程、面白いです!
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