10月4日にマラウイに来てから、1カ月が経過。本日現地語の語学訓練を終え、来週の金曜日に任地へ派遣予定&おそらく次の次の月曜日から勤務開始となりそう
任地の視察であるカントリーツアーを終えてから、具体的にこの2年間どのような活動をしようか考えることが多く、現場を見る前に一回自分の考えの整理兼ねて記載
※自分の職種である「コミュニティ開発」、要請内容があるはあるけれど、正直抽象度が高い場合が多く、自分の場合もそう(住民の生活レベルの向上etc)なので、自分が実際に現場を見て、取り組むべきと自分が考える活動を出来る場合が、良くも悪くも多いとのこと
「調査→共有」「0→1」「1→10」
自分がこの2年間、取り組んでみたいことを諸々書き出し、なんとなく↑の3つに分類できるのかなーと
調査→共有
今後調べたいこと
1)モバイルマネーの在り方。現状と今後の可能性。マラウイ面白い
2)Village BankやCOMSIPなどの、農村部における金融サービス。マイクロファイナンスの活動も
3)社会保障・税金の在り方。どこまで整備され、機能しているのか
4)様々な家庭の在り方。家計や生活への満足度
5)様々なビジネスの在り方。初期費用の調達方法など、資金面中心
6)非営利組織の在り方。自分の所属先はもちろん、近隣のNGOにも関わる予定
→ファンドレイジング(寄付や助成金をどう手に入れているか)
→組織内のお金の流れ
→評価の在り方
7)マラウイで大成功した企業(マラウイのビル・ゲイツや松下幸之助探し)
8)農村部におけるうまくいった・いかなかった取り組み
「調査」で結果をまとめるだけでなく、「だから何」までそれぞれ導きたい!また、7)や8)に関しては、「調査」で終わらせず、「共有」する仕組みづくりに取り組みたい。魚をあげるでなく、釣り方を教えるでもなく、釣り方も含めた、生きるための情報アクセスの仕組みをつくりたいと思う
0→1
なんだかんだ、まったくのゼロから何かを立ち上げる経験ってなかなかできない。これに関しては、ホントに現場にいかないと何をするべきかわからないけど、実際に取り組んでみたい
「金融関係の立ち上げ」「金融以外の立ち上げ」の2つ、どっちも試みたい
1→10
0→1と同様、現場にいかないと具体的には決められないけど、実際に取り組んでいる活動を、自分が加わることで加速させたい
「0→1」同様、「金融関係の促進」「金融以外の促進」の2つ
なんだかんだ忘れがちになってしまうけれど、コミュニティ開発の活動の軸は「住民主体」。自分が先導することもあるのだろうけれど、現地の人が自発的に動くような仕掛けや仕組みをつくり、そういった活動を通じて知り得たことを体系的にちゃんとまとめたい!
並行して
・Social Finance, Technology & International Cooperationへの投稿を週に2回
・来年の10月までにIELTS6.5、最終的には7.0(マラウイでは首都のリロングウェとブランタイヤで受験できる)
正直かなり自由度の高い2年間になると思う。最近、自分はまだまだすごい人たちからエンパワーメント「されたい」と思いつつも、少なからず「する」側としての立場も増えているのかなと思う。周りに対しても、自分に対しても鼓舞し続ける2年間にしたい
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