派遣前訓練49,50日目 異文化理解

派遣前訓練

49,50日目のざっくりとした流れ

 

49日目

<午前>

語学

<午後>

語学

座禅

地球のステージ

 

50日目

<午前>

語学

<午後>

Bafa Bafa

異文化適応概論

 

座禅

この度、お坊さんに来ていただき、人生初の座禅体験。こんなこと書くのはなんだけど、あんまり自分には向いていないのかな、というのが正直な感想。30分ほど座禅をしたけれど、これといった変化や何かを感じるようなことは無かった。

 

宗教は全然信じていなくて、どちらかと言えば無機的な考えをよくする自分。これから任地に行くにあたって、宗教を信じる人がたくさんいて、その人たちの思考の在り方をもっと想定しておかないと、現地でうまくコミュニケーションがとれないかもと少し感じた。

 

地球のステージ

任意参加だけど、途上国を駆け巡っている医師が訪れ、歌を歌いながらご自身のこれまでの経験を伝えてくれる講座。動画を見ていて、最近よく思うことを改めて感じた。なんとなく、自分は「現場」での携わりを、一生求めているわけではなさそうだということ。

 

ただ、今回の講座は訓練所を体験中の高校生は必修だった様子。高校生のころからこのような強烈な「異質」に触れられることは、大きな経験だと思った。

 

異文化

ここ最近、「異文化」を考える講座が多く、思うところ記載。

 

・「異文化」とは少しずれるけれど、青年海外協力隊として参加している人、基本「違い」を楽しむのが上手な人が多い印象。当然といえば当然だけど、訓練所に来て良く感じる。

 

・「異文化」に足を踏み込むとき、変にいろいろ想定して構えていくより、「どんなことがあってもとりあえず楽しもう」ぐらいの心構えの方が、色々対応しやすい気がする。

 

やはりこの国で暮らして自分は日本人だという当然の事実を「たたきつけられた」という感じ。スラムの奥まで入っていっても現地の言葉も文化も世界観も共有していない私が偉そうに言えることなんて究極的には無い。日本から来ました、突然すみません、お邪魔いたします。と挨拶するしかないのだ。どこにも根を張らないノマドみたいな生き方をするのではないかと自分の将来を想像していたけど、どうやら違う。物理的にはノマドだとしても逃れられない根っこがあるのだと分かった。この根っことどうやって付き合っていくか。(影響受けているブログより)

 

→別の方のブログか何かで、「現地の人になりきるのは無理だ、大切なのは現地の人との適切な距離感をつかむこと」といった言葉も印象的。あくまで自分は日本人であり、海外経験が長いわけでもないコテコテの日本人。自分の根っこをまずは理解することが、異文化を理解することに繋がるのかなと思う。

 

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