「ホテルに泊まったり、何百人もの人が使ったタオルを使うのはOKなのに、お隣さんと掃除機をシェアするのがNGなのはおかしなことだ」(シェア〈共有〉からビジネスを生みだす新戦略/NHK出版)
大量生産・大量消費といった言葉できてからずいぶん経ちますが、ネットの広がりに伴い、「シェア」に価値を見出す人が増えています。
同じ本の中に「過剰消費の20世紀には、信用履歴や広告、所有物によってその人が定義されていた。コラボ消費の21世紀には、評判や、属するコミュニティ、何にアクセスできるか、どうシェアするか、また何を手放すかが、人を定義するだろう。」ともあります。
ここでは、「シェア」を推し進めるサービスを5つ紹介します。
Airbnb
HP 「シェア出来るもの」→「家」
「シェア」概念の火付け役となり、多くの方がご存知だと思います。家族が海外に行っている間、空いているスペースを旅行者や出張で来ている人にシェアするサービスから始まった、いわゆる民泊です。
UBER
HP 「シェア出来るもの」→「車」
一般の人がタクシー代わりになるサービス。Airbnbと共に、シェアリングサービスの火付け役となったところです。
クラウドソーシング
(クラウドワークス)(ランサーズ) 「シェア出来るもの」→「スキル」
ちょっとした事務作業から、本格的なWeb関連の仕事まで、様々な依頼を通じてその人のスキルを「シェア」するイメージ。依頼を実施した人はもちろん収入が得られます。
ノマドやフリーランスといった言葉をよく聞きますが、こういったサービスのおかげで、より一層働き方の多様化が進むと思います。
スペースマーケット
HP 「シェア出来るもの」→「スペース」
空いている会議室やパーティ会場まで、スペースのシェアを実施。廃校の教室やお寺といった、驚くような場所も使用できます。
パソコンさえあれば仕事が成り立つ人が、会議のために借りることもでき、先ほどのクラウドソーシング同様、多様な生き方がより促進されるサービスだと思います。
TABICA
HP 「シェア出来るもの」→「暮らし・経験」
農業・自然の中での暮らし、地元の人のみ知るおすすめスポット、伝統工業の体験。誰もが人とは違う経験をしており、その経験に魅了を感じて少し触れてみたい人へ、その「暮らし・経験」をシェアするサービスです。
参考
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