29,30日目のざっくりとした流れ
29日目
<午前>
語学
<午後>
海外における交通安全
28日目
<午前>
語学
<午後>
感染症対策
感染症対策
28日目の感染症対策にあわせ、調べたこと含め記載
食事に関する基本事項
1)ビン・カンに入ったもの、お茶などを利用
2)魚介類・乳製品は十分に火が通ったものを
3)水道水は沸騰させて使用
4)生野菜は避ける
5)果物は、皮をむいて時間がたったものは危険
6)包丁・まな板は汚れている可能性
7)浮いている氷にも注意
マラリア
コミュニティ開発研修3日目にもマラリアに関して記載したけれど、新情報等あり改めて記載。
・2015年、約2億1400万人が患い、推定438000人死亡。患者の89%、死亡例の91%はサハラ以南のアフリカ。死亡例の70%は5歳未満の子ども
・ハマダラ蚊により媒介される。夜行性・大抵の蚊と違い前かがみ(後ろ足があがっている)。汚水ではなく綺麗な水でないと繁殖できない(クーラーのタンクもよく繁殖)
・基本4種類。三日熱マラリア」「四日熱マラリア」「卵型マラリア」、そして重症化して死に至る可能性の高い「熱帯熱マラリア」
・潜伏期間:7日以上(10-14前後が多い)
・症状:発熱→けいれん、意識障害、出血傾向
・抗マラリア薬の予防内服推奨。高い確率で有効な予防法。行っていない場合、かかる可能性は非常に高くなる
・発症から5日以上経過すると、重症化しやすくなる
→マラリア流行地で発熱したら、3日以内の病院受診必須
・マラリア迅速診断キット。自己診断が可能なキットがある
→あくまで応急の確認。医師の診断も必ず受けるべき
・防蚊対策!
デング熱
・病原体:デングウイルス
・潜伏期間:5~8日間
・症状:突然の高熱。解熱後に発疹出現。死に至るケースもある
・対症療法のみ。抗ウイルス薬なし
・防蚊対策!
症状と対処法
・安易に解熱剤・抗生物質を利用しない
・「発熱」が問題ではなく、「発熱の原因」が問題
・あらゆる致命的な感染症は、発熱をきたす。発熱が続いたら3日目までに必ず受診
・「下痢」への対処・脱水を防ぎ、特別な場合を除いて絶食はいないこと
・下痢止めはなるべき使わない
HIV
HIV:Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)
STI (Sexually Transmitted Infection:性感染症)の一種。性交渉で伝搬する感染症
エイズとは?
HIVが感染、増殖し、普段は感染しない病原体にも感染しやすくなり、さまざまな病気を発症。この病気の状態をエイズ(AIDS:Acquired Immuno-Deficiency Syndrome、後天性免疫不全症候群)という
・HIVに感染すると、1)感染初期(急性期)、2)無症候期、3)エイズ発症期の過程を経る。感染初期では、HIVが体内で急激に増殖。感染者は発熱などが生じる。ただ、体内の免疫の働きにより、数週間で消失。その後、無症候期に入る。数年〜10年以上この状態が続く人もいる。ただ、短期間のうちにエイズ発症をする人もいる。無症候期の間も、HIVは体の中で毎日増殖しており、免疫機構を破壊。免疫に大切な細胞が体の中から徐々に減って行き、日頃かかることのない様々な病気にかかりやすくなり、エイズを発症
・「性的感染」「血液感染」「母子感染」を通じての感染
・10年位前までは、HIVはかかったら死ぬ病気と考えられていたが、治療薬の改善により、長期生存が可能となった。HIVを体内から完全に排除できる治療法はないが、抗HIV薬によってウイルスの増殖を抑え、エイズの発症を防ぎ、長期間にわたり普段と変わらない日常生活を送ることができる
雨ばっかりで全然走れない!
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