私自身、多くの方のブログを読み、青年海外協力隊の書類選考・面接への情報収集を図り、無事一度で合格することができました。
人とのコミュニケーションは、「内容」×「伝え方」が大枠です。「伝え方」で損することがないように、ここでは、書類選考において意識したことを記載します。なんらかのヒントが得られたら嬉しいです!
職種に迷っている方や、選考自体を迷っている方にもヒントになると思います。※面接編はこちら
ググって情報収集
まずはこれ。このブログを読んで頂いている時点で、この点は詳しく書く必要がないと思いますが、ネット上にはありがたいことに、先輩方のコツで溢れかえっています。
ググって先頭あたりに表示されるものは全部読んで、共通点は何か、自分に今までなかった視点は何か、その人のブログは読みやすいか、読みやすいor読みにくい原因は何か、といった点を考えながら読んでいました。
説明会、できれば職種単独の説明会に出る
職種によってはない場合もありますが、私が受けたコミュニティ開発は結構開催されていました。
私の場合は実際に2次面接を担当している方が来られ、応募者に求めていることを、色々教えてくれました。その時に手に入れた資料の言葉は、1次選考のなかで使うことを意識していました。
また、JICAが今どのようなスタンスで取り組んでいるかを知ることは、非常に重要だと思います。自分のなかの協力隊のイメージと、JICAが求めているものが違えば、それ以外が良くても落ちてしまうでしょう。
「結論を簡潔にまず述べる」「要点を整理する」「質問への答えになっているかの確認」「自身の経験に基づいた、希望(Will)<可能(Can)」
記載にあたっては、特にこの4点を意識しました。
結論をまず簡潔に述べる
だらだらと長い文書を書いて、最後に「よって私は~です。」といった書き方は、こういった選考においてはNGだと思います。まず結論、そしてその説明、字数によっては最後に改めて結論といった流れにしていました。
要点を整理する
長い文章だと、ポイントを基本2~4点に絞ることを意識しました。3点が一番情報量的に多すぎず、少なすぎずで良いとされることが多いです。これも、1)~2)~3)~といった感じでまずは簡潔に全部列挙して、それぞれ具体的に書くことを意識しました。
質問への答えになっているかの確認
なんだかんだこれってすごく大事だと思います。「自分はこう考えています!」って勢いで表現しても、求められている答えではないことが良くあります。質問に対する答えになっているか、必ず確認していました。
「自身の経験に基づいた、希望(Will)<可能(Can)」
前述した3つはいわば骨格ですが、内容で意識したことは、「これがしたいです!」って感じの文章より、「この経験より、こういったことができます。このことはこういった活動に活かせます。」って感じの文章を心がけていました。選考者が自分の経験から、その内容のイメージができるかを考えました。
人に見てもらう
一通り書けたら、誰か、できれば協力隊OB・OGの方に見てもらいましょう。個人的にはとても重要でした。
協力隊のOB・OGの知り合いなんていないって方も大丈夫です。私の場合、説明会に少し早めに行き、OB・OGの方をつかまえて見てもらいました。もちろん、その方の意見を取り入れるかは自分次第です。
ただ、私の場合は、かなり自分中心の雰囲気が漂っており、「現地の人のために」といったニュアンスが弱いと指摘頂きました。これをきっかけに、修正を施し、無事通過しました。
これが大きな影響を与えたかはわかりませんが、客観的な指摘より気づくことは多いです。
2次の面接では、この書類の内容に基づきますので、コピーの保管を忘れないようにしましょう。また、書類選考は健康であることも重要です!体調管理も気を付けてください。※面接編はこちら
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