個人的にはもっとたくさんあったらいいなと思うのですが、母数自体が少ない気がする、「新興国・途上国」ジャンルの映画。是非見て頂きたい映画6つご紹介します。
クロスロード ボランティアなんて偽善だ
青年海外協力隊の活動に焦点をあてた映画です。ボランティアに懐疑的な主人公が、悩みながら活動を続ける様子が見れます。ちなみに主人公の協力隊の職種は「写真」のようです。
ブラッド・ダイヤモンド
シエラレオネにおける、紛争ダイヤモンドをテーマにした映画。このような争いを助長する責任は、先進国に大いにあるのだとひしひしと感じます。
最近では、エシカル消費といった言葉をかなり耳にするようになりました。思いを込めて買ったものの経緯が、血にまみれていることがないように、「お金は払った、経緯なんて知らないよ。」はどうかと思います。
闇の子供たち 値札のついた命
タイにおける幼児人身売買をテーマにした物語。こちらも↑と同じく、先進国からの需要に応えるために生じている問題として描かれています。
臓器売買に関することもテーマの一つですが、市場万能主義、数値原理との線引きはどこでするべきなのか、改めて考えるきっかけになりました。
シティ・オブ・ゴッド
ブラジルの貧民街に暮らす少年ギャングの物語。当たり前のように銃を持ち歩き、暴力に明け暮れる日々。このような環境のまま育ち、問題が発生した時の責任は本人にあるのか等考えさせらる、悲惨な状況です。
ポバティー・インク 〜あなたの寄付の不都合な真実〜
タイトルの通りの内容で、寄付にまつわる裏の部分に焦点をあてた映画です。(ドキュメンタリー)
ウォール街 Greed is Good
証券会社・業界の様子が感じ取れる、金融関連の映画では最も有名な映画の一つです。
格差が広がる世界、前述した5つとは正反対の世界が描かれており、こちらの世界の道理や資本主義のメカニズムを知ることは大切だと思い、加えて掲載しました。
息抜きにはならないかもしれませんが、お時間あるときに是非見て下さい!
また、同ジャンルの本バージョンもありますので、よろしければ是非。
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