マラウィアンの日本人への反応

派遣中

何者

マラウイにおける、自分(外国人)に対する反応は様々です。そもそもマラウイ、知らない外国人には積極的に声をかけようと言われているのか疑うほど、かなりの人がどんどん声をかけてきます。特に、中国人を示す「チャンチュー」や、黒人じゃない人を示す「アズング」(こちらは基本子供が使う)は毎日何度も耳にします。以下どんな感じかざっくり場所と、大人か子供で分けてみました。

 

首都・大人

外国人の数が少ないとはいえ、町の中心部ではマラウィアン以外もよく見かけるためか、特に注目されたり、ガンガン声をかけられることはあまりありません。物売りの勧誘は、マラウイ人に対してよりは多いのだろうけれど、基本マラウイの売りは押しが半端なく弱く、簡単に引いてくれます。任国外旅行で訪れる周辺国の協力隊員はみんな「マラウイは穏やか。」とのこと。

 

首都・子供

任地で生活していて思うこととして、首都周りでは子供が複数人集まっていること自体珍しい気がします。いたとしても大抵大人と一緒で、こちらを興味ありそうに見ても、積極的に声をかけてくることはほとんどありません。

 

自宅周辺・大人

自分の任地で外国人、特にアジアの人を見かけることはほとんどありません。とは言っても、他のアフリカの国でよく聞く、バカにしたような感じで声掛けされることはかなり稀です。初対面でも目があえば英語や現地語で簡単なあいさつをするぐらいであり、過剰に思える反応は少ないです。

 

自宅周辺・子供

初めて自分を見た場合、日本の高校生ぐらいだと、9割くらいは不思議そうに見るのみ。1割くらいは簡単なあいさつなどの声をかけてきます。小さな子供になると、9割くらいは不思議そうに見るのみですが、1割くらいは警戒するような様子や、中にはおびえたような感じで引っ込む子がいます。小さな子供が、向こうから声をかけてくることは稀ですが、ランニングをしている時はかなり遠くから「アズングー!!」などと言って楽しそうに声をかけてくることが多いです。

 

村・大人

活動でまわる村では、大人にとってもアラウィアン以外の人と会うことはかなり珍しいことのようで、かなりジロジロ見られます。ただ、小ばかにしたような感じで声をかけられることはほとんどなく、こちらが現地語であいさつするとみんな明るく答えてくれます。

 

村・子供

村での子供たち、特に初めての場合はまだ自分も慣れません(笑)最初は不思議そうに見ており、30mぐらい離れてくっついてくることが多いです。遠くからでも「アズング」と声をかけてくることもちらおら。ただ、こちらが近づこうとすると逃げ出す子が多く、1割ぐらいは恐怖のためか大泣きする子がいます(笑)1割くらいの子は、こちらが近づいても逃げ出さず、不思議そうにジロジロ見つめ、簡単な挨拶等します。1人でも自分と誰か子供が話しているのを見て、安全とわかると、みんな一斉に寄ってきます。

 

まだ慣れないのですが、本当にテレビで見るような芸能人への反応みたいです。場合によっては50名前後に囲まれ困惑することもちらほら。また、村での携帯は、あったとしても通話とメッセージ送信の簡易なものであることが多く、写真やスマホに対しての関心は半端ないです。帰る時にはみんなで走りながら見送ってくれることもしばしば、超かわいいです!

 

自分が存在するだけでも、色んな人に影響与えているんだなーと思うことがよくあります。

 

マラウイ生活一覧

コメント