マラウイの食生活

派遣中

任地に赴任して丁度1カ月。活動自体は正直まだまだ暗中模索であり、生活に慣れてきたこともあり、今回は食生活を簡単に記載します。値段もあくまで自分の任地の相場です。

 

まず、トップ画像。なんと住居の隣がレストラン。ここで食べられるこのライス&チキン、多分マラウイで一番おいしい!ライスと言いつつ、ほぼピラフ。ただし、その日の気分によって変わるのか、がっつり手の込んだピラフ&コールスロー的なのがつくときもあれば、コールスローなしの、ライスもちょっと塩っけあるなってぐらいの時もちらほら(それでもおいしい。)

 

値段はコーラをつけて2200クワチャ(約330円)、日本だと安いけれど、マラウイでは高め。

 

こちら↓は職場から比較的近いレストランのライス&チキン。値段はコーラ含めて1150クワチャ(約150円)。こちらも十分おいしいです。

 

マラウイの主食

 

マラウイでは、近隣のアフリカ諸国と同じく、メイズというトウモロコシの白いバージョンの粉を練ったものが、日本でいう白米にあたる存在。どのレストランにも基本的にはシマ&チキンがあります。(というか、「シマorライスorチップス&チキン」しかメニューにないレストランが圧倒的。食のバラエティーの無さはなかなかのレベル)

 

シマ&チキンの一例↓

こんな感じです。また、シマは現地の人々にとっては日々つくって当たり前の料理。配属先では「メモ」と呼ばれる、近隣の部署の人々とランチを共にする機会があり、たまにシマづくりをお手伝いすることも。

 

メイズの粉

水に溶かせて

火にかける

こねる

かなりざっくりだけど、こんな感じで調理します。とりあえず、最後のこねる作業はかなり力仕事。腕力結構鍛えられます。

 

食材の相場

首都には日本と同じようなスーパーがありますが、任地においては食材はすべて露店で、お肉もこんな感じで売られています。重さを伝えて、その場で切ってもらう感じです。このお肉だと500gで1000クワチャ(約150円)。といっても、骨が大半を占めている場合などもあり、食べられる量は500gからかなり減ります。ちなみに、タンパク質仲間として、卵は1個80クワチャ(約12円)です。

 

実のところ、スーパー的なお店はありますが、そこでは調味料や海外のスナックなど、日持ちするものしか置いていません。停電ばかりなので。

 

こちら↓は超絶お世話になっている、自分にとってマラウイ生活3種の神器的なフルーツ。

パイナップル500クワチャ(約75円)

バナナ500クワチャ(約75円)

マンゴー1つ50クワチャ(約7円)

 

この値段は写真の場合で、パイナップル・バナナは日本より一回り小さめです。写真にはないけれど、リンゴは同じく日本に比べ小さめだけど、1つ200クワチャ(約30円)です。

 

マンゴーは国中至るところにはえており、世話をしなくても勝手に育つとのことで供給量多く、値段が半端なく安いとのことです。

 

野菜に関しては、

 

トマト4つで100クワチャ(約15円)

ニンジン3本で100クワチャ(約15円)

ピーマン1つで100クワチャ(約15円)

玉ねぎ3~4つで200クワチャ(約30円)

じゃがいも7~8個で200クワチャ(約30円)

 

こんな感じです。※ニンジン・玉ねぎ・じゃがいもは日本より一回り小さめです。

 

最近の自分の朝ごはん、バナナ4~5本で済ますみたいなことが多くなってきました。夕食も、疲れていたり電気がない時は、上記のフルーツとトマトで済ますなんてこともざらです。正直、冒頭のレストランとフルーツがあれば今のところ健康に過ごせそうだなって感じです。

 

カレー粉が売られていたり、首都では醤油も買えるので、週に2,3はある程度ちゃんとした自炊をしているつもりです。でもなんだかんだ日本の料理のニュースや投稿みると恋しくなります。希望軒・天下一品・来来亭という自分にとっての3大ラーメンがたまに無性に食べたくなります。

 

マラウイ生活一覧

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