派遣前訓練13日目 原動力

派遣前訓練

本日のざっくりした流れ

 

<午前>

語学

<午後>

語学

放射線に関して

 

地震

 

本日の講座は放射線に関して。福島県ということで、東日本大震災によって生じた、原発関連のお話でした。

 

大学1年~2年に移る春休み、神戸でテレビを見ていたら、突然ニュースが切り替わり、信じがたい光景がテレビに映し出されたことは今でもよく覚えている。

 

正直な話、そのころはまだ「ボランティア」や「寄付」に関して無知であり、小銭を寄付しただけで終わったように思う。2016年に初めて被災地、南三陸町にボランティアで訪れ、震災の爪痕がまだまだ残っていることに衝撃を受けた。

 

自分が幼稚園の頃、神戸在住であり、阪神淡路大震災を経験した。立方体のテレビが棚から落ち、水が止まって、近所に分けにもらいに行った記憶がある。(※幸い、家族はみな無事でした。)ただ、この経験が今の青年海外協力隊といった方向性に影響を与えているかと言われると怪しい。

 

「寄付」や「社会貢献」に興味を持ち始めてから知ったことだけど、1995年の阪神淡路大震災をきっかけに、それまでボランティアを経験したことがなかった大勢の人が、ボランティアに参加するようになった。そのことより、1995年は「ボランティア元年」と呼ばれている。

 

また、阪神淡路大震災をきっかけに、日本全国でNPOが増加し、1998年にはNPO法が制定。日本で正式な法人格として「特定非営利活動法人(NPO)」ができた。地震自体は、避けていきたいことだけど、地震をただ苦しんだ経験にするのでなく、新しい動きに繋げることは大切なことだと思う。

 

原動力

 

語学のクラスで、「なぜボランティアをするのか?」と話しあう。前述の文脈を考えると適していないかもしれないけれど、個人的には「ボランティア」も「寄付」も楽しいからしている部分が大きい。

 

寄付は遊びであり、快楽であり、未来の自己資産である。そう考えられないだろうか。そうでなければ続かない。憐れみを原動力にして動く社会なんて嫌だ。

(尊敬している方のブログより)

 

We make a living by what we get, but we make a life by what we give. (Winston Churchill)

 

自分の中で、「社会貢献」等を考える時に、よく頭をよぎる言葉。インターンしていたところの代表は著書において、将来の三種の神器を「ボランティア」「寄付」「ソーシャルビジネス」と述べている。これらを語れない人はむしろダサいみたいな世の中になれば良いと。大いに賛成。

 

よく思うことだけど、「青年海外協力隊」や「ボランティア」をしている人は、無意識に「良い人」であろうとする傾向が、少なからずあるように思う。大抵のことは、結果よければそれでいいだろうと思う派なので、楽しみながら社会貢献をして、「良いこと」をすることにもっと誇りをもてる人が増え、結果として世の中全体も良くなっていけばいいと改めて感じた一日。

 

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